イベント情報・活動報告

第3回霞ヶ浦葦舟世界大会

この大会では、様々な形の葦舟が漕ぎ手と共に湖上を疾します。
湖岸で自らアシを刈り、そのアシを束ねて自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。大会実施により、アシ原を整備しながら、湖とつながる人を増やします。

大会概要

この大会は、自らアシを刈り、そのアシで自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。

開催日:2023年3月18日(土)・19日(日)
予備日 3月25日(土)および26日(日)

会場:高須崎公園(行方市玉造甲1969)周辺

前回大会の様子

スケジュール

1日目のフィナーレには、森のシンガーソングライター山田証さんのプチコンサートを開催します

【山田証さんプロフィール】

福井県出身。大分県臼杵市在住。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。株式会社DIVINE所属アーティスト。焚き火、ナイトウォーク、自然の中で寝転びながら音楽を聴く「ごろんコンサート」など、日本全国で森林、緑地を活用したコンサートを企画、プロデュース。

参加資格

3名以上からなるチーム。18歳未満の参加者は保護者の同意を必要とする。

参加費

一般(1名あたり)6千円

中学生以下(1名当たり)3千円

*いずれも昼食会、傷害保険を含む

湖岸の植生帯が危機にある

霞ヶ浦の湖岸線の96%は、人工的な護岸堤になったため、アシなどの水生植物の植生帯(アシ原)はきわめて減少しました。離岸堤が植生帯を作るために建設され、いくつかの場所でアシ原が復活しつつありますが、手入れがなされないため、植生帯の十分な復活につながっていません。

アシ原は、産卵場であり、水質浄化の機能を持ち、昆虫や魚などの水生生物の生息場所となります。アシを刈り取ることは、アシが吸収した栄養塩を湖から取り除き、アシ原が陸地になるのを防ぎ、植生を維持します。

しかし現在の生活においては、アシを利用することはなく、アシを刈り取るためには、新しくアシの需要を作る必要があります。

人と湖のつながりが少なくなっている

散歩する人や釣りをする人はみかけますが、水辺で魚とりに興じる子供たちを見ることはありません。かつては、アシ原に産卵に集まるフナを取ったり、砂に隠れているドジョウを取ったりすることが普通に行なわれていました。また観光に訪れる人の数も多いとはいえません。

この大会は、植生帯を復活させながら、アシを使う文化を創出し、広めることを目的としています。

 

葦舟の作り方

葦舟の製作にあたって、当日スタッフよりレクチャーも致しますが、以下を参考にしてください。製作方法は以下の方法である必要はございません。

葦舟のためのその一200515

主催

NPO法人霞ヶ浦アカデミー および 行方カヌークラブ

特別協賛

玉造ロータリークラブ

後援

茨城県 行方市 国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所 霞ヶ浦漁業協同組合 行方市商工会 一般社団法人行方プライド 久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部

要項・チラシ

要項・チラシをご確認ください

大会要項

葦舟世界大会チラシ

申し込み

申込受付期間は終了しました。

申し込みはこちら

観客のみなさまへ

駐車場

雨天のため1日目の受付場所を変更しました。高須崎交流センターにお願いします(受付時間:10時半~11時)。

見どころ

霞ヶ浦大橋の上から、または橋のたもとからレースを見ることができます。
今大会は、7チームの参加を予定しております(大会史上最多チーム数)。7艇の葦舟がニホンウナギ杯を競います。
葦舟を動かすには力強い漕ぎが必要です。方向転換や駆け引きに技術も必要となります。漕ぎ手へ声援をよろしくお願いします。
荒天の場合には、会場は、約1km南の離岸堤の中で実施します。堤防から目の前でレースを観戦できます。

報道関係者へ

@pressにてプレスリリースを発出しました。環境保全型の水上レースを報道してくださいますと幸いです。

茨城県・霞ヶ浦にて葦舟レースの世界大会を 2023年3月18日・19日に開催 ~参加者募集中~(2022年11月30日)

行方市のふるさと納税返礼品に“葦舟レース”出場権が採用  2023年3月18日・19日開催の環境保全型競技大会(2023年1月26日)

茨城県・霞ヶ浦で「葦舟」6艇が熱戦  第3回 霞ヶ浦葦舟世界大会開催(2023年3月23日)

アクセス

霞ヶ浦広域バス時刻表:このホームページの真ん中あたりにあります。

コロナによる大会延期の判断

大会の延期については、以下を判断の目安としております。

  1. 茨城県を対象とした「緊急事態宣言」の発令
  2. 茨城県からの大会中止の要請

延期によって参加できなくなったチームには、参加費を返金します。申し訳ありませんが、送金手数料はご負担願います。

延期の場合には、大会サイトにその旨を掲示します。またすでに申しまれた方には速やかにメールでご連絡します。

大会の記録

参加者名簿

参加者名簿はこちら

技能部門

受賞チーム:オアシス(栃木県)

授賞理由:3つのコラソンを組み合わせる形の艇を作成した。中央のコラソンは船首を大きく膨らませた形にした一方、両サイドのコラソンは船尾に向かい太くし、艇を立体的に組上げた。造船のオリジナリティのみならず、大人2人が乗っても安定していたこと、タイムレース部門でも2位のスピードも評価された。

レース部門

受賞チーム:ブリ照り~ず(千葉県)

各チームのタイム

報道

ギャラリー

最新情報

最新の情報はこちらでお知らせいたします

  • 2023年3月21日:大会の結果を更新しました。
  • 2023年3月16日:大会実施の判断を行いました。一部プログラムを変更して実施します。
  • 2022年2月22日:駐車場の案内を追加しました。
  • 2022年2月8日:定員に達したため申込受付を終了しました。
  • 2023年1月25日:ふるさと納税で大会に参加できるようになりました。
  • 2023年1月19日:報道(マイタウン21、なめテレ、よみうりタウンニュース、東京新聞茨城版等)を追加
  • 2022年12月27日:前回大会の様子を追加しました
  • 2022年12月20日:葦舟の作り方の動画を掲載しました
  • 2022年12月12日:報道(舵オンライン)を追加
  • 2022年12月2日:プレスリリース情報、チラシ公開などを行いました
  • 2022年10月19日:ホームページ開設しました