刊行物

【会報】海夫通信42号発行しました

会報「海夫通信」42号を発行しました

NPO法人霞ヶ浦アカデミーの会報「海夫通信」42号を2023年1月に発行しました。

2008年の設立から発行しており、今回で42号となりました。以下にコンテンツの一部を紹介いたします。詳細はリンクのPDFファイルをご覧ください(画像をクリック!)

【連載】ウナギをめぐる冒険Ⅱ

浜田篤信

図1は利根川水系の資源尾数の推定結果です。

1965年頃の全国の総資源尾数は約10億尾と推定されました。総資源尾数は1970年頃から年率約8%の比率で減少し始め2000年には当初の10%の約1億尾に減少しました。

その後減衰は一時ストップし2006年までこのレベルを維持しますが2010年から再び減衰に転じ現在では1000万尾近くにまで減少しています。霞ヶ浦北浦を含む利根川水系の総資源尾数は1970年以前には8億尾で全国総資源尾数の約70%を占めていましたが、1970年から減少が始まり1986年には2000万尾まで減少しました。

以後は増減を繰り返しながら漸減を続けています。利根川水系の資源減衰は全国が年率8%の継続的であるのに対し変動が大きく、その原因はこれまでにも検討を続けてきた人間活動にあると考えられますので各自考えてみてください。

日本列島に移送されてきて河川に遡上するシラスウナギは養殖用種苗として採捕されますが、総資源尾数に対するシラス漁獲の比率を算出したのが図2です。

〈続きは本誌でお読みください〉

日本×ベトナム交流会

10月29日&30日に、日越交流会日越交流会「国際交流しながら地域の自然や文化を体験しよう」を開催しました!カヌーやサツマイモ掘りをしながら、2日間をともに過ごしました。

内水面支場を見学しました

12月27日に茨城県水産試験場内水面支場を見学会を開催しました。17名が参加し、内水面支場でどのようなお仕事を行っているか説明していただきました。また、コイやシジミなど霞ヶ浦の水産資源の生活史を解説頂きました。

〈続きは本誌でお読みください〉