この大会では、様々な形の葦舟が漕ぎ手と共に湖上を疾します。
湖岸で自らアシを刈り、そのアシを束ねて自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。大会実施により、アシ原を整備しながら、湖とつながる人を増やします。

大会概要
この大会は、自らアシを刈り、そのアシで自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。
開催日
2026年2月28日(土)、3月1日(日)
予備日 3月7日(土)、3月8日(日)
会場
高須崎公園(行方市玉造甲1969)周辺

スケジュール
- 初日
9:00~随時受付
12:00~昼食会
概ね午前中 葦刈り
概ね17:00まで 葦舟作成 - 二日目
9:00 開会式
10:00 競技スタート
11:30 表彰式
12:00 閉会
参加資格
3名以上からなるチーム。
小学4年生以上。ただし小学生が乗舟する場合は保護者と同乗すること。
18歳未満の参加者は保護者の同意を必要とする。
参加費
一般(Aプラン) 1万円/人(ライフジャケット、鎌、パドル貸出あり、制作指導あり)
一般(Bプラン) 7千円/人(ライフジャケット、鎌、パドルの貸出なし、制作指導なし)
中学生以下 3千円/人
*いずれも昼食会、傷害保険を含む。Bプランはライフジャケット、鎌、パドルをご準備できる方のためのプランです。
前回大会の様子
前回大会ホームページでは写真や順位・タイムなどを紹介しています。

霞ヶ浦アカデミーのYoutubeチャンネルでは大会の様子を紹介しています。
葦舟の作り方
葦舟の製作にあたって、以下を参考にしてください。製作方法は以下の方法である必要はございません。Aプランで申込の方については当日スタッフよりレクチャーも致します。
司会&実況
大会2日目の司会と実況は「いばらぎじゃなくていばらき」著者でラジオパーソナリティーなどで知られるイバラキング青木智也氏。
レースの展開も分かりやすくなるかも!?茨城弁で大会を盛り上げてくれます!

【青木智也氏プロフィール】
1973年常総市(旧石下町)生まれ。2004年には初の著書「いばらぎじゃなくていばらき」を出版し、たちまち県内でベストセラーに。世間に茨城の読みが「いばらき」であることを押し広めた第一人者。その後も茨城の郷土カルチャー界のトップランナーとして、執筆のみならず、ラジオパーソナリティーや茨城弁グッズのデザイナー、ご当地ラッパー「イバラッパー」など、幅広い分野で活躍。
主催
NPO法人霞ヶ浦アカデミー および 行方カヌークラブ
後援(一部予定)
茨城県 行方市 国土交通省霞ヶ浦河川事務所 行方市商工会 霞ヶ浦漁業協同組合 国際ロータリー第2820地区 (一社)行方プライド
要項・チラシ
大会要項(日本語、準備中) 大会要項(English、準備中)
申し込み
準備中
湖岸の植生帯が危機にある
霞ヶ浦の湖岸線の96%は、人工的な護岸堤になったため、アシなどの水生植物の植生帯(アシ原)はきわめて減少しました。離岸堤が植生帯を作るために建設され、いくつかの場所でアシ原が復活しつつありますが、手入れがなされないため、植生帯の十分な復活につながっていません。
アシ原は、産卵場であり、水質浄化の機能を持ち、昆虫や魚などの水生生物の生息場所となります。アシを刈り取ることは、アシが吸収した栄養塩を湖から取り除き、アシ原が陸地になるのを防ぎ、植生を維持します。

しかし現在の生活においては、アシを利用することはなく、アシを刈り取るためには、新しくアシの需要を作る必要があります。
人と湖のつながりが少なくなっている
散歩する人や釣りをする人はみかけますが、水辺で魚とりに興じる子供たちを見ることはありません。かつては、アシ原に産卵に集まるフナを取ったり、砂に隠れているドジョウを取ったりすることが普通に行なわれていました。また観光に訪れる人の数も多いとはいえません。
この大会は、植生帯を復活させながら、アシを使う文化を創出し、広めることを目的としています。

アクセス

霞ヶ浦広域バス時刻表:このホームページの真ん中あたりにあります。
大会の記録
最新情報
最新の情報はこちらでお知らせいたします
- 2025年9月17日:大会ホームページを仮作成しました