この大会では、様々な形の葦舟が漕ぎ手と共に湖上を疾します。
湖岸で自らアシを刈り、そのアシを束ねて自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。大会実施により、アシ原を整備しながら、湖とつながる人を増やします。
大会概要
この大会は、自らアシを刈り、そのアシで自ら葦舟を作り、その葦舟を自ら漕いで、その性能を競う大会です。
開催日
2024年3月2日(土)・3日(日)
予備日 3月9日(土)および10日(日)
司会&実況
大会2日目の司会と実況は「いばらぎじゃなくていばらき」著者でラジオパーソナリティーなどで知られるイバラキング青木智也氏。
レースの展開も分かりやすくなるかも!?茨城弁で大会を盛り上げてくれます!
【青木智也氏プロフィール】
1973年常総市(旧石下町)生まれ。2004年には初の著書「いばらぎじゃなくていばらき」を出版し、たちまち県内でベストセラーに。世間に茨城の読みが「いばらき」であることを押し広めた第一人者。その後も茨城の郷土カルチャー界のトップランナーとして、執筆のみならず、ラジオパーソナリティーや茨城弁グッズのデザイナー、ご当地ラッパー「イバラッパー」など、幅広い分野で活躍。
会場
高須崎公園(行方市玉造甲1969)周辺
スケジュール
- 初日
9:00~随時受付
12:00~昼食会
概ね15:00まで 葦刈り
概ね17:00まで 葦舟作成 - 二日目
9:00 開会式
10:00 競技スタート
11:30 表彰式
12:00 閉会
参加資格
3名以上からなるチーム。
小学4年生以上。ただし小学生が乗舟する場合は保護者と同乗すること。
18歳未満の参加者は保護者の同意を必要とする。
参加費
一般(Aプラン) 8千円/人
一般(Bプラン) 6千円/人(ライフジャケット、鎌、パドルの貸出なし)
中学生以下 3千円/人
*いずれも昼食会、傷害保険を含む。Bプランはライフジャケット、鎌、パドルをご準備できる方のためのプランです。
前回大会の様子
前回大会ホームページでは写真や順位・タイムなどを紹介しています。
霞ヶ浦アカデミーのYoutubeチャンネルでは大会の様子を紹介しています。
葦舟の作り方
葦舟の製作にあたって、当日スタッフよりレクチャーも致しますが、以下を参考にしてください。製作方法は以下の方法である必要はございません。
主催
NPO法人霞ヶ浦アカデミー および 行方カヌークラブ
協賛
後援
茨城県 行方市 国土交通省霞ヶ浦河川事務所 行方市商工会 霞ヶ浦漁業協同組合 国際ロータリー第2820地区 (一社)行方プライド
要項・チラシ
申し込み
参加チケットの購入時に参加者全員分の氏名、連絡先が必要になります。まだメンバーが未定の場合などお気軽に大会事務局までご相談ください。
湖岸の植生帯が危機にある
霞ヶ浦の湖岸線の96%は、人工的な護岸堤になったため、アシなどの水生植物の植生帯(アシ原)はきわめて減少しました。離岸堤が植生帯を作るために建設され、いくつかの場所でアシ原が復活しつつありますが、手入れがなされないため、植生帯の十分な復活につながっていません。
アシ原は、産卵場であり、水質浄化の機能を持ち、昆虫や魚などの水生生物の生息場所となります。アシを刈り取ることは、アシが吸収した栄養塩を湖から取り除き、アシ原が陸地になるのを防ぎ、植生を維持します。
しかし現在の生活においては、アシを利用することはなく、アシを刈り取るためには、新しくアシの需要を作る必要があります。
人と湖のつながりが少なくなっている
散歩する人や釣りをする人はみかけますが、水辺で魚とりに興じる子供たちを見ることはありません。かつては、アシ原に産卵に集まるフナを取ったり、砂に隠れているドジョウを取ったりすることが普通に行なわれていました。また観光に訪れる人の数も多いとはいえません。
この大会は、植生帯を復活させながら、アシを使う文化を創出し、広めることを目的としています。
協力を頂ける事業者様へ
今年度もたくさんの方の協力を得て第4回霞ヶ浦葦舟世界大会を開催できることになりました。大会ではスポンサーや、大会を盛り上げてくれる企画提案、チラシの設置店を募集しております。
観客のみなさまへ
駐車場
見どころ
霞ヶ浦大橋の上から、または橋のたもとからレースを見ることができます。
葦舟を動かすには力強い漕ぎが必要です。方向転換や駆け引きに技術も必要となります。漕ぎ手へ声援をよろしくお願いします。
荒天の場合には、会場は、約1km南の離岸堤の中で実施します。堤防から目の前でレースを観戦できます。
報道関係者へ
プレスリリースを作成いたしました。ぜひ第4回霞ヶ浦葦舟世界大会を報道してください。
プレスリリース_20231119
アクセス
霞ヶ浦広域バス時刻表:このホームページの真ん中あたりにあります。
大会の記録
参加者名簿
技能部門
受賞チーム:フォレストメディアワークス(岐阜県ほか)
受賞理由:舟の軽量化を行い、スピードと操作性を追求した独自の設計が評価された。
レース部門
受賞チーム:ホシガラスとAF本店(神奈川県ほか)
各チームのタイム
報道
- NEWSつくばに紹介していただきました(「葦舟レースで水質浄化を 3月2、3日 霞ケ浦」,2024年2月21日)。
- 地元紙マイタウン21に「いざ出陣!葦舟レースを目撃せよ」と題した記事を掲載していただきました。
- よみうりタウンニュースに紹介していただきました(「アシの舟から自然を見つめる 霞ヶ浦葦舟世界大会(茨城・行方市)」,2024年2月1日)。
- 地元紙「マイタウン21」「リアンヴィル」「月刊みと」で紹介していただきました。
- 千葉県体験活動ボランティア活動支援センターのホームページで紹介していただきました。
- 国立環境研究所社会システム領域のホームページで紹介していただきました。
- 茨城県霞ケ浦環境科学センターのホームページにて紹介していただきました。
- 千葉県の生涯学習情報提供システム「ちばりすネット」に紹介していただきました。
- 地球環境パートナーシッププラザが運営する「環境らしんばん」に紹介していただきました。
- 国立環境研究所が運営する環境情報メディア「環境展望台」に紹介していただきました。
- プレスリリースをドリームニュースにて掲載いたしました(「茨城県・霞ヶ浦にて葦舟レースの世界大会を 2024年3月2日・3日に開催 ~参加者募集中~」)。「読売新聞オンライン」など各社の記事として転載されています。
参加者からのレポート
チーム名:葦ワラの海賊団
ギャラリー
随時更新いたします
最新情報
最新の情報はこちらでお知らせいたします
- 2024年3月4日:大会は閉会いたしました。ご参加いただいた皆様、ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
- 2024年2月25日:参加者名簿を更新しました。
- 2024年2月23日:報道等を更新しました。
- 2024年1月23日:後援団体を更新しました。
- 2023年12月18日:大会2日目の司会&実況がイバラキング青木智也氏に決定しました。
- 2023年12月15日:SOMPO環境財団の環境保全プロジェクト助成に当団体の『霞ケ浦の葦原整備をスポーツにする「葦舟プロジェクト」』を採択していただきました。第4回霞ヶ浦葦舟世界大会はこのプロジェクトの一環で実施いたします。
- 2023年11月22日:プレスリリースを掲載しました。
- 2023年10月20日:チラシ(PDF)を公開しました。
- 2023年10月18日:大会要項を公開しました。Peatix(大会チケット販売サイト)のリンクを追加しました。
- 2023年10月13日:葦舟の作り方「葦舟のためのその一(英語)」を追加しました
- 2023年10月6日:葦舟の作り方「葦舟のためのその一(日本語)」を更新しました
- 2023年8月25日:ホームページ開設しました