葦舟の制作

葦舟づくりと霞ヶ浦葦舟世界大会
湖岸のアシから、舟をつくる
葦舟とは
葦舟(あしぶね)は、湖や川辺に生えるアシ(ヨシ)を束ねて作る舟です。
世界各地の湖や湿地では、古くからアシを利用した舟づくりが行われてきました。南米・チチカカ湖のトトラ舟なども有名です。
霞ヶ浦でも、かつて湖岸には広いアシ原が広がり、人々の暮らしや漁業と深く関わってきました。
アシを刈り、束ね、舟として湖に浮かべることで、水辺の自然や文化、人と湖との関係を体感する活動です。また、アシ原の整備は、水辺環境や生きもののすみかを守ることにもつながっています。
湖の植物から舟をつくる。
その体験を通して、霞ヶ浦と人とのつながりを未来へつないでいきたいと考えています。
なぜ葦を刈るのか
霞ヶ浦の湖岸には、かつて広いアシ原が広がっていました。アシ原は、魚や鳥、昆虫など多くの生きもののすみかとなり、水辺環境を支える大切な場所です。しかし近年では、水位変動や護岸整備、環境の変化などにより、アシ原の環境も変わりつつあります。
また、アシは毎年刈り取らずに放置すると、古い茎が堆積し、新しい芽が育ちにくくなることがあります。
霞ヶ浦アカデミーでは、湖岸のアシを刈り取り、そのアシを使って葦舟を作っています。アシを刈ることは、単なる材料集めではなく、水辺と関わり続けることでもあります。
湖岸に立ち、アシに触れ、束ね、舟として湖に浮かべる。その体験を通して、霞ヶ浦の自然や文化、水辺の環境について考えるきっかけをつくっています。
葦舟づくり
① 葦を刈る

② 葦を束ねる

③ 舟を組み立てる

④ 湖に浮かべる

霞ヶ浦葦舟世界大会
霞ヶ浦葦舟世界大会は、自分たちで作った葦舟を湖に浮かべ、その完成度や走行タイムを競う大会です。
参加者は、湖岸で刈ったアシを束ね、仲間と協力しながら舟を制作します。子どもから大人まで参加できる、霞ヶ浦アカデミーを代表する体験型イベントのひとつです。
大会では、速さだけではなく、舟の工夫やデザイン、チームワークも大切にされています。また、霞ヶ浦だけでなく、手賀沼など他地域からの参加もあり、水辺文化を通した交流の場にもなっています。
葦舟づくりを通して、水辺の自然、湖の文化、人とのつながりを感じる。霞ヶ浦葦舟世界大会は、湖と人との関係を未来へつなぐ文化活動として続けられています。
第6回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2026年2月、3月)
第5回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2025年3月)
大会の様子をYouTubeにアップロードしました
第4回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2024年3月)
第3回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2023年3月)
参加者のYoutubeチャンネルを紹介します。
第2回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2022年3月)
第2回大会の様子は茨城新聞(Youtube)でも見ることができます
第1回葦舟世界大会は無事に閉会しました(2021年4月)
第1回大会の様子は、行方市のローカルテレビ「なめテレ」で放送されました。
広がる葦舟文化
栃木県小山市
第3回葦舟世界大会に出場した小山高専OBによるチーム(チーム名:オアシス)のメンバーが渡良瀬遊水地でワークショップを開催しました。
下野新聞「遊水地のヨシで舟作り 小山高専OBが児童へ指導」(2023年6月7日)
千葉県柏市
第3回大会に出場した千葉県のみなさんが、地元の手賀沼でも葦舟づくりをおこなって楽しんでくれています。そのことについて私たちの会報「海夫通信」に寄稿していただいています。
葦舟の製作方法
2016年より葦舟の製作を開始し、手引きをまとめ公開しています。以下のリンクからPDFファイルを開けます。
葦舟の製作方法が動画で学べるようにしました。以下もご覧ください。


